倭城マラソン（１） いざプサン

　２０１２年１０月７日（日）　倭城マラソン　スタート　いざプサン

抜けるような秋空をＪＡＬ機はプサンのキメ（金海）空港に向かって高度を下げた。右側に座っていてよかった！

　　　ウルサン（蔚山）からチネ（鎮海）、さらにその先までが眼に前に広がったのだ。ウルサンの港が見える。街が望まれる。ひょっとして・・・。

　　　見えました。ウルサンの南側、車で行くと随分遠いと感じましたが、空から見るとすぐそばにチナ（鎮下）海水浴場が広がっているではありませんか。その東側の山の上には小さいが白くはっきり、石垣と思われる長方形が見えています。

　　　豊臣秀吉が１５９２年、明を攻めようと朝鮮に兵を送ったいわゆる『文禄の役』に腹心加藤清正が築城したソセンポ（西生浦）倭城で、山上から麓まで、巨大な石垣に囲まれた中世の山城です。空の上からでも見えてよかった。

　　　今回の旅行では現地への予定はなかったので、飛行機の上からでも確認できただけで満足した。写真には撮れなかったが、蔚山からプサンに至る海岸線をしっかり目に残すことができた。

　　　今回訪ねる予定の倭城の大半はこの海岸線に沿っているのです。

　　　金海空港からプサン市内には真新しいモノレールが開通しています。空港を出たらすぐ眼の前に空港駅があり、終点の沙上（ササン）駅まで５，６分。１３００ウォン（約１００円）でした。

ササン駅で地下鉄に乗り換えてプサン駅まで３０分。空港からの市内へのアクセスはすいぶん楽になりました。