2012年10月11日(木)
11時56分キジャン駅発のセマウル号を待ちながら誰もいないホームをぶらついた。
キジャン駅は小さくて可愛い。
56分に列車が入ってきたので乗るつもりでいたら列車はスピードを落とさずに通り過ぎてしまった。
慌てて近くの女性の顔を見たら、「あれは違う。プサン行はもうすぐ来ますよ。」と落ち着いている。
結局10分遅れて到着したが、そうか、日本の電車は「時間通り」来ても、そうでない所があたりまえなのだった。
そこで消えた「時刻表」を思い出した。
韓国へ来るたびに購入していた「時刻表」が販売中止になってしまったのだ。ことし六月頃のことらしい。
新幹線だけではなく、高速バス、飛行機、船、とありとあらゆる交通手段の時間が乗っていた。バッグに押し込めるのにちょうど良いコンパクトな「時刻表」を持ち歩いて旅行のプランを立てていたのに、これからは何を見ればよいのだろう?
本屋が渋るのを「記念に一冊」、と頼んで売ってもらったのがこの一冊。理由はインターネットの普及らしい。
確かに韓国のインターネット普及には目覚しいものがあって、高速バスはもちろんのこと市外バスから市内バス路線まで案内している都市もある。本は売れなくなったのだろう。
「セッカチ」が自慢の韓国人らしく、行動が早いですね。
そういえばコジェド(巨斎島)に高速道路が開通した途端、それまでの花形フェリーが突然ストップしてしまい、誰もいないプサン港ターミナルで途方にくれたこともある。
少し様子を見てから、という考えも日本だけなのかな?
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